浅草人力車観光をはじめ、各種イベントへの出張サービス、更には人力車の製造販売から日本で唯一、明治時代に作られた古式人力車の修理まで自社で手掛ける株式会社くるま屋の松岡社長にお話しを伺って来ました。
 
私は1998年から、浅草を中心に人力車の車夫としてスタートしましたが、人力車の歴史、その奥の深さに魅了されて、ついには自分で人力車の製造まで行うようになりました。
人力車の魅力のひとつは、その細工の細かさです。部品一つ一つに職人の粋なこだわりがあり、当時の職人の仕事の丁寧さに感動を覚えます。
この日本独自の伝統文化を現代に、また未来に残して行きたいと思い、独学で人力車の製造を始めるようになりました。
もう一つの魅力は、車夫としていろんな人と出会えることです。
人力車に常連客は、ほとんどいません。
多くのお客様が「人生一度は乗ってみたかった」と言われますが、だからこそ私たちにとっては、毎日が一期一会です。
そのお客様お一人おひとりに、その地場の魅力、人力車の魅力を限られた時間の中でどれだけ伝えられるかが大切です。
その前提として「お客様に快適に時間を過ごして頂く」事に配慮しています。
人力車の整備は行き届いているか？前に乗ったお客様の香水などの匂いが残っていないか？車夫が汗臭くなっていないか？など、細かく気を配っています。
今まで、座席用の消臭剤と半纏に使う消臭剤は別のモノを使っていましたが、「Ail.water」なら全てこれ１本で対応できるのがいいですね。
何よりも臭いの素を分解するほど強力なのに、人にかかっても安全っていう事を知って「私が探していたのはこれだ。」って思いましたね。
特に夏場は、汗をたっぷり掻きますからね。
 
車夫にとって「Ail.water」は、必需品ですね。